社長メッセージ
進化するエンジニア集団として、
世界に挑み、さらなる飛躍をめざす
当社は1962年(昭和37年)設立の三友工業株式会社を前身とし、60年の長きにわたって構造物設計のエンジニア集団として、お客様やその他関係する皆様と共に歩み、技術を通して社会の発展に貢献してまいりました。
現在、お取引先は、ゼネコン、建設コンサルタント、メーカーをはじめ約500社。そのお客様と共に、国際空港の港湾部の滑走路設計や海外プラント、震災復興関連事業など、数々のプロジェクトにも参加してきました。
こうして発展し続けてこられたのも、「技術と信用の向上」を追求し、お客様や時代のニーズに呼応すべく、常に技術革新に邁進してきたからだと我々は考えています。技術面では、約30年前に業界に先駆けてCAE(構造解析)ソフトを導入したのをはじめ、3D-CADや3D構造解析、非線形動的解析ソフトなどを次々と取り入れ、設計基盤を整備。それをベースに、お客様のニーズに技術で応えることによって、成長を続けることができました。
現在は、「港湾施設」「プラント施設」「土木・建築」「洋上施設」「船舶・車両・産業機械」「原子力設備」「各種シミュレーション」へと領域を拡大。特に、構造解析の分野では、船舶や自動車だけでなく、さまざまな機器・装置へのニーズが高まりをみせています。解析データによって、安全性を担保しながら開発期間やコストを短縮できるとあって、さまざまな業界からお声がかかるようになりました。
さらに当社は新たな成長をめざすべく、グローバル化を推進しています。成長著しいアジアの新興国では、今後10年間に日本の国家予算の20倍近い額のインフラ整備が予定されています。こうした需要を取り込み、現在20%程度の海外シェアを将来的には50%にまで引き上げ、次の成長の原動力としたいと考えています。その布石として、2013年 6月には、グループ会社と共同でフィリピンにSanyuTechnos Philippines Inc.を設立。若年人口の多いこの国の雇用創出を図るとともに、グローバルでのエンジニア育成も進めています。
2016年1月に本社を移転し、新しいオフィスで、社員が個々の力を発揮して設計に取り組める環境も整えました。豊富なノウハウと社員一人ひとりの技術力が、当社の何よりの財産。社員がWAKU・WAKUしながら仕事に挑戦し、お客様は、当社がどのような提案や設計をしてくれるのだろうとWAKU・WAKUしてくださる。そんな、『顧客と社員がWAKU・WAKUできる会社』をビジョンに掲げ、次の成長をめざしていきます。
みなさまに末永くお付き合いいただける会社であり続けられるよう、努力してまいりますので、今後とも、サンユウシビルエンジニアリングへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長
津田 真二